風営法・風適法違反風営法・風適法ふうえいほう・ふうてきほう

【風営法・風適法違反】(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)
風営法、風適法と略されて呼ばれることが多いですが、正式名称は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」といいます。

定期的にニュースを騒がせる事件ですが、噂がたって問題になるようです。(実際の事件と判決・処分例はこちら

弁護士が教える風営法の概要

風営法、風適法と略されて呼ばれることが多いですが、正式名称は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」といいます。

風俗店は「いかがわしい店」「いやらしい店」というイメージから、すべての店が違法と思われることがあります。しかし、風俗営業について風営法に細かく定められており、法律に則って営業をしているぶんには問題ありません。

風俗店(性風俗店)とは

風俗店(性風俗店)とは、一般的に性的サービスを提供する店の事をいいます。
法律的には、風営法において性風俗関連特殊営業に含まれる業種です。
ピンクサロン、セクシーパブ等は、法律上風俗営業(接待飲食等営業)となり、性風俗関連特殊営業とは区別されていますが、実際には性的サービスが行われていることが多いため、一般にはこれらも風俗店と呼ばれます。

営業形態

風営法の性風俗関連特殊営業の規定によります。
2条6項各号の店舗型性風俗特殊営業、7項各号の無店舗型性風俗特殊営業、8項の映像送信型性風俗特殊営業、9項1号の店舗型電話異性紹介営業、2号の無店舗型電話異性紹介営業の種類があります。

制限

風営法28条の定めにより、官公庁施設や学校・図書館・児童福祉施設から半径200m以内において新たに店舗型性風俗関連特殊営業を行うことは禁止されています(対象施設の設置前から既に営業している店に関してはその限りではありません)。また別途都道府県条例によって対象施設を追加している場合も多いようです。

営業内容

今日の風俗店にはサービス内容により様々な店があります。女性が男性にサービスする業態の店がほとんどですが、中には男性から女性へのサービス、ニューハーフから男性へのサービス、男性から男性へのサービス、女性から女性へのサービスなどの業態も存在します。
本来、デリヘル(無店舗型ヘルスサービス)の意味では、人の住居又は人の宿泊の用に供する施設において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業で、当該役務を行う者を、その客の依頼を受けて派遣することにより営むもの、とあり、異性でないニューハーフや性道具である人形を派遣、若しくはレンタルすることがデリヘルに当たるかは疑問ではあるが、実際には需要もあり、風俗として認知されているようです。

サービスの内容は、アダルトビデオを個室で観賞する店から、実際に性行為(SEX)を行う店まで幅広くあります。日本では売春防止法の制定により、売春サービスの提供を業務として行うことは禁止されており、性風俗店で性交(SEX)を行うこと(本番行為)は禁止されています。しかし、実際にはソープランドでの本番行為は黙認されていることが多く、建前上は店が関知していない(女性店員と男性客との合意の上で行われる営業外行為とみなされる)ことになっているようです。日本では本番行為が行えるところはソープランド以外少なく、逆に非本番系風俗の業種が豊富であるとされています。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律

この法律で規制の対象とする「風俗営業」の種別については、第2条1項の各号において規定されています。

条文整理






キャバレーその他設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、客の接待をして客に飲食させる営業(以下「1号営業」という)



待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業(1号営業に該当する営業を除く)(以下「2号営業」という)


ナイトクラブその他設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、客に飲食をさせる営業(1号営業に該当する営業を除く)(以下「3号営業」という)


ダンスホールその他設備を設けて客にダンスをさせる営業(1号営業又は3号営業に該当する営業を除く)(以下「4号営業」という)


喫茶店、バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、国家公安委員会規則で定めるところにより計った客席における照度を10ルクス以下として営むもの(1号営業、2号営業、3号営業として営むものを除く)(以下「5号営業」という)


喫茶店、バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、他から見通すことが困難であり、かつ、その広さが5平方メートル以下である客席を設けて営むもの(以下「6号営業」という)


マージャン屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業(以下「7号営業」という)


スロットマシン、テレビゲーム機その他の遊技設備で本来の用途以外の用途として射幸心をそそるおそれのある遊技に用いることができる、国家公安委員会規則で定めるものを備える店舗その他これに類する区画された施設において当該遊技設備により客に遊技をさせる営業(7号営業に該当する営業を除く。また、遊技設備を備える施設については、旅館業その他の営業の用に供し、又はこれに随伴する施設で政令で定めるものが規制対象から除外される)(以下「8号営業」という)
「風俗営業」を営もうとする者は、その営もうとする営業の種別及び営業所ごとに都道府県公安委員会の許可を受けなければなりません。








性風俗特殊営業
(H10年改正により)
性風俗関連営業  店舗型性風俗特殊営業

無店舗型性風俗特殊営業
映像送信型性風俗特殊営業
店舗型電話異性紹介営業
無店舗型電話異性紹介営業
H13年の改正によって「性風俗関連特殊営業」として整理されました。「性風俗関連特殊営業」については届出制とし、無届出の営業に対して罰則を設けているほか、善良の風俗、清浄な風俗環境又は少年の健全な育成に障害を及ぼすおそれのある客引き行為等の特定の行為及び特定の区域・地域での営業について罰則をもって禁止ししています。さらに、公安委員会による罰則規定のある法令違反等を理由とする営業の停止処分、営業の廃止処分を認め、この公安委員会の処分に対する違反行為について罰則を適用することなど種々の規制を加えています。










バー、酒場等、深夜(午前0時から日の出時)において、設備を設けて客に酒類を提供して営む飲食店営業(営業の常態として、通常主食と認められる食事を提供して営むものを除く。)

1号営業(キャバレー等)

飲食店営業の許可(食品衛生法52条)を受けているか否かは、1号営業の要件ではありません。

「接待」とは、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすことです。
飲食物の提供行為に通常伴うサービスの提供の程度を超え、歓楽、慰安を期待して来店するそれぞれの特定の客を対象とし、その期待に応えるための経営者側の積極的な行為として、談笑、お酌、踊り、ほめそやし、遊戯等での歓楽的雰囲気を醸し出すことのできる方法により個々の客をもてなすことをいいます。

  • 客のそばにはべり、談笑の相手となりながら、お酌をする行為は、「接待」に当たります。
  • お酌をしたり、水割りを作ったりするものの、直ちにその場を立ち去る行為は、「接待」に当たりません。
  • カウンター内で客の注文に応じて酒類等を提供するだけの行為に付随して社交儀礼的に挨拶を交わす程度の行為は、「接待」に当たりません。
  • 接待者は女子に限られません。
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