青少年保護育成条例違反青少年保護
育成条例
せいしょうねんほご
いくせいじょうれい

【青少年保護育成条例】青少年の健全な育成を図るために、青少年を保護する目的で、長野県を除く46都道府県(平成19年1月1日現在)がそれぞれ制定している条例の総称的呼称です。

青少年保護育成条例違反と示談

事件当時、性行為について被害者の同意を得ていたと思っていたはずが、示談の話を持ちかけたところ、「本当はしたくなかった、絶対に許せない。」と強固な態度を取られて驚くことがあります。もしくは、高額の請求を出されることも。
話が違うと納得がいかなくても、相手は18歳未満。結局はまだ未熟な子どもなのです。未熟だからこそ児童は法によって保護されているのであり、児童と性行為をするリスクは大人が負わなければなりません。
また、被害者が未成年であるため示談交渉は被害者の親としなければなりません。
子どもの性犯罪被害について激高する親は多く、示談が成立しないか、成立する場合にも高額になることもあります。


都道府県別青少年健全育成条例について

※○年については、「○年以下」
○万については「○万円以下」を省略しています。
※18歳未満と知らず過失がない場合について
「規定あり」18歳未満と知らず、知らない事について過失がなければ罰せられない
「規定なし」18歳未満と知らない事に過失がない場合であっても罰せられる

都道府県罰  則18歳未満と知らず過失がない場合果
行為をする行為をさせる行為を教える、見せる
北海道2年・100万2年・100万1年・50万規定あり
青森県2年・100万--6月・30万規定あり
秋田県1年・50万1年・50万30万規定あり
岩手県2年・100万2年・100万2年・100万規定あり
山形県2年・100万2年・100万20万規定あり
宮城県2年・100万--50万規定あり
福島県2年・100万2年・100万6月・30万規定あり
栃木県2年・100万--1年・50万規定あり
茨城県2年・100万2年・100万1年・50万規定あり
群馬県2年・100万--2年・100万規定あり
埼玉県1年・50万--30万規定あり
東京都(青少年に対する反倫理的な性交(SEX)等の禁止)何人も、青少年とみだらな性交(SEX)又は性交(SEX)類似行為を行ってはならない
2年・100万円
規定なし
神奈川県2年・100万--1年・50万規定あり
千葉県2年・100万--1年・50万規定あり
新潟県2年・100万2年・100万6月・30万規定あり
山梨県2年・100万--50万規定あり
長野県--------
富山県2年・100万--1年・50万規定あり
石川県2年・100万--1年・50万規定あり
福井県2年・100万--1年・30万規定あり
岐阜県2年・100万--2年・100万規定あり
静岡県2年・100万--30万規定あり
愛知県2年・100万--10万規定あり
三重県2年・100万--10万規定あり
滋賀県1年・50万--30万規定あり
奈良県30万--30万規定なし
京都府1年・50万--1年・50万規定あり
大阪府2年・100万2年・100万--規定あり
和歌山県2年・100万--6月・30万規定あり
兵庫県2年・100万--30万規定あり
鳥取県1年・50万1年・50万20万規定あり
岡山県2年・100万--6月・30万規定あり
島根県1年・50万1年・50万30万規定あり
広島県1年・50万--50万規定あり
山口県2年・100万----規定なし
香川県2年・100万--2年・100万規定あり
徳島県2年・100万--2年・100万規定あり
高知県2年・100万2年・100万1年・50万規定あり
愛媛県2年・100万--2年・100万規定あり
福岡県2年・100万--1年・50万規定あり
大分県2年・100万--1年・50万規定あり
佐賀県2年・50万--1年・50万規定あり
長崎県2年・50万--2年・100万規定あり
宮崎県2年・50万--1年・30万規定あり
熊本県2年・100万--1年・50万規定あり
鹿児島県2年・100万--1年・50万規定あり
沖縄県2年・100万--2年・50万規定あり

※長野県についてのみ青少年健全育成条例が制定されていません。
制定されていない理由について、なぜ長野県のみが青少年保護育成条例を施行していないかという県民の疑問に回答する形で見解が発表されています。

長野県の担当者の回答(2006年2月27日現在)

お問い合わせいただきました、青少年健全育成条例についてお答えさせていただきます。ご指摘のとおり、長野県は47都道府県中、唯一条例を制定しておりません。これは次のような考え方によるものでございます。
【青少年の保護育成・条例制定に関する長野県の考え方、取組みについて】
青少年問題は、単に青少年自身に起因する問題だけでなく、家庭環境の変化、地域における人間関係の希薄化、子どもたちの遊び方の変化、大人社会の反映、また、テレビやインターネット等のメディアによる影響といった複雑な社会的要因が絡み合っている根の深い問題でございます。このため、長野県では、青少年に有害な環境を条例により規制するという方法よりも、「青少年は地域社会からはぐくむ。」という観点に立って、県民一人ひとりが自分自身の問題として受け止め、家庭、学校、地域、関係団体及び行政が一体となった運動を展開していくことが、遠回りのように見えてもより効果が上がる方法であると考えています。
具体的な取組みといたしましては、1 県民の理解と協力による住民運動の展開(家庭での団らんや親子のふれあいを増やす「家庭の日」を制定、各地域でのあいさつ運動や書店、コンビニ等の有害環境のチェック活動や補導委員・PTA等による盛り場の巡回活動など)。2 関係業界の自主規制(長野県書店商業組合や長野県ボウリング協会など、27の自主規制業界と申し合わせを行い、各団体それぞれが県青少年育成健全に対して示した取組みを実施)。3 行政の啓発努力(県、市町村の啓発活動の実施)。の3本を基本施策として県民総ぐるみで対処する取り組みを推進しています。

全国で長野県だけが18歳未満との淫行を禁ずる条例を定めていないものの、県内で唯一独自の条例を定める東御市で、逮捕された事案。

実際にあった事件&ニュース

【長野県で唯一淫行条例、東御市の中学教諭を逮捕】2012.3.28 読売新聞

長野県警は2012年3月28日、東御市立中学の教諭の男(35)(上田市芳田)を東御市青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕しました。発表によると、容疑者は昨年5月上旬、同市内に止めた車内で、県東部に住む女子高校生(当時16歳)に、みだらな行為をした疑い。同署は女子高校生が通う高校の関係者から相談を受け、捜査していました。容疑者は容疑を認めているとのことです。長野県は全国の都道府県で唯一、18歳未満の子どもとのみだらな行為を禁止する条例がありませんが、県内の市町村では東御市にのみ独自の条例が存在します。同条例に基づく逮捕は初めてです。

【東御市では淫行!高校教諭を逮捕】2012.4.15 共同通信

長野県警小諸署は2012年4月15日、同県東御市青少年健全育成条例違反の疑いで、東御市、県立高校教諭の男(35)を逮捕しました。逮捕容疑は昨年9月下旬、東御市の駐車場に止めた車の中で、県東部に住む当時17歳の女子高生にみだらな行為をした疑い。小諸署によると、容疑者は「そのような行為はしていない」と否認しているといいます。保護者が県警に相談していました。長野県は18歳未満との淫行を禁ずる条例を制定しておらず、県内では東御市だけに条例があります。

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青少年保護育成条例違反について

出会い系サイトで知り合った女子高生と性行為(SEX)。女子高生もお小遣いを手に入れて満足な様子で帰って行きました。
ところが、1年後に女子高生が補導された事をきっかけに、女子高生の携帯電話の履歴から援助交際が発覚し、逮捕されてしまうということもあります。

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量刑 性犯罪

これまで実際に起きた事件と判決・処分例などが分かります。

性犯罪量刑青少年保護育成条例

東京都青少年健全育成条例

性犯罪事件・事案の概要

共犯者と共に未成年者2人をナンパの上、カラオケ店において、被害者(16歳)に対して姦淫行為に及んだ事案です。

被疑者(被告人)の属性

20代男性/前科無

判決・処分

不起訴処分(起訴猶予)

弁護士による弁護活動と事案の特徴

弁護士による示談交渉によって被疑者は、50万円で示談が成立しました。
カラオケ店では別々の部屋で別々の被害者に対して犯行。休日のために被害者は私服。別れ際に被害者が携帯電話で仲間を呼んで追いかけられています。

埼玉県青少年健全育成条例違反

性犯罪事件・事案の概要

被疑者方で、被害者(15歳)と、単に自己の性的欲望を満たすためにのみ性交(SEX)した事案です。

被疑者(被告人)の属性

40代男性/前科3犯(うち累1)

判決・処分

懲役8月

弁護士による弁護活動と事案の特徴

被告人は、住居侵入窃盗の前刑終了後1年7月の犯行でした。

①東京都青少年の健全な育成に関する条例違反2件/
②東京都青少年の健全な育成に関する条例違反・児童買春法違反

性犯罪事件・事案の概要

①単に自己の性的欲望を満たすために、(1)被害者A(15歳)に、公衆便所内で自己の陰茎を口淫(フェラチオ)させ、ホテル内で性交(SEX)した、(2)公衆便所内で、被害者B(15歳)と性交(SEX)した事案です。
②被疑者方で、被害者C(15歳)と性交(SEX)し、カメラ機能付き携帯電話機で撮影し、画像データをSDカードに記憶させた事案です。

被疑者(被告人)の属性

30代男性/前科無

判決・処分

懲役1年6月 執行猶予3年

東京都青少年の健全な育成に関する条例違反・児童買春法違反

性犯罪事件・事案の概要

共犯者らと、被疑者方等で、4回にわたり、被害者(14歳)と、単に自己の性的欲望を満たすためにのみ性交(SEX)し、上記被害者に性交(SEX)、口淫(フェラチオ)等に係る姿態をとらせ、デジタルカメラで撮影し、画像データをパソコンのハードディスクに記憶させた事案です。

被疑者(被告人)の属性

20代男性/前科無

判決・処分

懲役2年6月 執行猶予4年

①児童ポルノ法違反/②東京都青少年の健全な育成に関する条例違反

性犯罪事件・事案の概要

①被疑者方で、被害児童(13歳)に、全裸で性交(SEX)類似行為を行う姿態をとらせ、デジタルビデオカメラで撮影し、児童ポルノを製造した事案です。
②被告人方で、単に自己の性的欲望を満たすために、被害者(15歳)と性交(SEX)した事案です。

被疑者(被告人)の属性

40代男性/前科無

判決・処分

懲役1年 執行猶予3年

弁護士による弁護活動と事案の特徴

弁護士による示談交渉によって被告人は、10万円で示談が成立し、被害者から宥恕の意思表示がされました。

①児童買春法違反/②青少年保護育成条例違反

性犯罪事件・事案の概要

①被告人方及びホテル内で、対償供与の約束をして、2回にわたり被害児童(13歳)と性交(SEX)し、同児童に性器を露出させる姿態をとらせデジタルカメラで撮影し、メモリーカードに記憶させた事案です。
②ホテル内で、被害者(16歳)と、単に自己の性的欲望を満たすために性交(SEX)した事案です。

被疑者(被告人)の属性

20代男性/前科無

判決・処分

懲役1年 

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