• よくある男女トラブル援助交際出会い系トラブルえんじょこうさい

    【出会い系サイト規制法】正式名称:「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」
  • 援助交際(出会った後)トラブル実際に起きたトラブル事例と結果について

    • CASE.1

      こういう時 どうなる?

      こういう時どうなる?

      出会い系サイトで25歳の女性と知り合いました。

      ①女性の同意を得て、金銭の授受なしに性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

      ②女性の同意を得て、3万円支払って性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

      ③女性の彼氏から、俺の彼女に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

      ④女性が既婚者だった場合、後日女性の夫から、俺の妻に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。女性は夫の手前、喫茶店に行くだけだと言っていたから会ったのに、無理やりホテルに連れ込まれてレイプされたと言っている場合、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

      ⑤既婚女性が、夫はノイローゼだから気にしないでと言っている場合でも、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    • CASE.2

      こういう時 どうなる?

      こういう時どうなる?

      出会い系サイトで16歳の女子高生と知り合いました。

      ①女子高生の同意を得て、金銭の授受なしに性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

      ②女子高生の同意を得て、3万円支払って性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

      ③女子高生の親から、うちの子に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。女子高生は親の手前、喫茶店に行くだけだと言っていたから会ったのに、無理やりホテルに連れ込まれてレイプされたと言っている場合、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

      ④女子高生が、家出中で好き勝手やっており、親なんて関係ないから気にしないでと言っている場合でも、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    • CASE.3

      こういう時 どうなる?

      こういう時どうなる?

      出会い系サイトで12歳の女子児童と知り合いました。

      ①女子児童の同意を得て、金銭の授受なしに性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

      ②女子児童の同意を得て、3万円支払って性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

      ③女子児童の親から、うちの子に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。女子児童は親の手前、喫茶店に行くだけだと言っていたから会ったのに、無理やりホテルに連れ込まれてレイプされたと言っている場合、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

      ④女子児童は、親は過保護なだけだから気にしないでと言っている場合でも、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    • CASE.4

      こういう時 どうなる?

      こういう時どうなる?

      17歳の少女が、高校の同級生の17歳の女子にパシリをさせていて、出会い系サイトで探した男性らを相手に売春させ、得た金を巻き上げていました。女子高生を買った男だけが買春罪になるのであって、少女は罪になりませんよね?

    CASE.1こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで25歳の女性と知り合いました。
    ① 女性の同意を得て、金銭の授受なしに性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

    違法ではありません

    13歳以上の女子に対して同意を得て性行為(SEX)を行った場合には刑法上罪になりません。
    さらに、18歳以上でもあるので特別法や条例においても罪になりません。

    成人女性が未婚者であれば、本人の同意を得て性行為(SEX)を行うことは不法行為にもなりませんので、民事上の責任を負うこともありません。

    CASE.1こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで25歳の女性と知り合いました。
    ② 女性の同意を得て、3万円支払って性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

    刑法(その他特別法)上の問題

    処罰をされることはありません。

    13歳以上の女子に対して同意を得て性行為(SEX)を行った場合には刑法上罪になりません。
    さらに、18歳以上でもあるので特別法や条例においても罪になりません。
    たとえ金銭の授受が生じるいわゆる売春であったとしても、管理売春等の場合と異なり個人によるものであれば処罰規定はありません。

    売春は違法か否か
    売春防止法第3条は、「何人も売春をし、又はその相手方となってはならない。」と規定しているため、違法ではあります。しかし罰則は設けられていません。

    売春防止法は、戦後の混乱期において、性道徳が著しく低下し売春婦が増加したことを理由に、売春を行う女性を社会に対する加害者としてみるのではなく、犠牲者として保護救済の対象とすることを目的として制定されたものです。
    売春の当事者については罰則の対象とせず、売春を行う者が公衆の迷惑になるような方法で客を勧誘した場合や、そのほかの者が売春を助長する行為をした場合に処罰することによって、売春の根絶を図ろうとしました。
    なお、売春の勧誘については6月以下の懲役又は1万円以下の罰金が、管理売春をした者には10年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくはその両方が、それぞれ科せられます。

    民法上の問題

    処罰をされることはありません。

    成人女性が未婚者であれば、本人の同意を得て性行為(SEX)を行うことは不法行為にもなりませんので、民事上の責任を負うこともありません。

    CASE.1こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで25歳の女性と知り合いました。
    ③女性の彼氏から、俺の彼女に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    刑法(その他特別法)上の問題

    支払う必要はありません。

    25歳の女性が真意からの同意で性行為(SEX)に応じた場合には刑法上、特別法上の違法行為にはなりません。
    もちろん、女性に対する民事上の不法行為(民法709条)は成立せず損害賠償責任は生じません。

    さらに、成人女性が未婚者であれば、本人の同意を得て性行為(SEX)を行うことは不法行為にはあたりません。女性に恋人がいた場合であっても、女性の恋人に対する不法行為は成立しません。よって女性の恋人に対する損害賠償義務はありません。
    そうであるにもかかわらず、仮に女性が嘘をついて男性と結託して慰謝料請求をするような場合は、いわゆる美人局と呼ばれる事例に当たります。

    CASE.1こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで25歳の女性と知り合いました。
    ④ 女性が既婚者だった場合、後日女性の夫から、俺の妻に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。女性は夫の手前、喫茶店に行くだけだと言っていたから会ったのに、無理やりホテルに連れ込まれてレイプされたと言っている場合、罪になったり慰謝料を支払わなければならなかったりするのでしょうか?

    刑法(その他特別法)上の問題

    美人局の可能性があります

    25歳の女性が真意からの同意で性行為(SEX)に応じた場合には刑法上、特別法上の違法行為にはなりません。
    女性が嘘をついて男性と結託して慰謝料請求をするような場合は、いわゆる美人局と呼ばれる事例に当たります。逆に男性が恐喝罪の被害者になる場合もあります。

    ただし慰謝料に関しては、既婚者と肉体関係をもった場合、その配偶者に対しては民事上の不法行為(民法709条)を構成しますので、配偶者に対して損害賠償責任を負います。

    既婚者本人の承諾を得ていても、配偶者に対して損害賠償責任を負うのでしょうか?

    第三者が婚姻している者の一方と肉体関係をもった場合、相手方の配偶者に対して不法行為(民法709条)に基づく損害賠償責任を負うとされます。
    裁判所は、「夫婦の一方の配偶者と肉体関係を持った第三者は、故意又は過失がある限り、右配偶者を誘惑するなどして肉体関係を持つに至らせたかどうか、両名の関係が自然の愛情によって生じたかどうかにかかわらず、他方の配偶者の夫又は妻としての権利を侵害し、その行為は違法性を帯び、他方の配偶者の被った精神上の苦痛を慰謝すべき義務があるというべきである。」(最判昭和54.3.3)として、不貞行為の相手方に対する慰謝料請求に限定を加えませんでした。

    出会い系サイトで25歳の女性と知り合いました。
    ⑤ 既婚女性が、夫はノイローゼだから気にしないでと言っている場合でも、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    支払う必要があります。

    25歳の女性が真意からの同意で性行為(SEX)に応じた場合には刑法上、特別法上の違法行為にはなりません。
    ただし、既婚者と肉体関係をもった場合、その配偶者に対しては民事上の不法行為(民法709条)を構成しますので、配偶者から損害賠償請求をされることが考えられます。
    たとえ、肉体関係をもった相手が自分の配偶者に慰謝料を支払う必要はないといった場合であっても、損害賠償請求権は配偶者固有の権利ですので、配偶者から請求された場合には支払う必要があります。

    どのような事案でも支払わなければならないのでしょうか?

    一般的に既婚者とわかっていながら性行為(SEX)を行った場合には損害賠償義務が発生します。ただし、例外的に以下の場合には相手方の損害賠償請求が認められない場合もあります。
    1.不貞行為とまではいえない場合
    …「不貞行為」とは、配偶者がありながら、配偶者以外の異性と性的肉体関係を持つことです。メールアドレスの交換、メールや電話、デート、キスは、基本的には不貞には含まれません。 2.相手が既婚者であると知らないか、知らないことについて過失がなかった場合
    3.相手の婚姻関係(夫婦関係)が実質的に破綻している場合
    4.消滅時効にかかっている場合
    …消滅時効は、下記のいずれか一方の期間が経過すれば完成します(民法724条)。
    ・不法行為の事実及び相手を知ったときから3年間
    ・不法行為があった時から20年間

    CASE.2こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで16歳の女子高生と知り合いました。
    ① 女子高生の同意を得て、金銭の授受なしに性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

    刑法(その他特別法)上の問題

    青少年保護育成条例違反になります。

    16歳の女性が真意からの同意で性行為(SEX)に応じた場合、刑法上は罪になりません。
    ただし、16歳は「青少年」に該当します。
    各都道府県の青少年保護育成条例では、青少年との淫行は禁じられており、性行為(SEX)はこれに該当します。

    民法上の問題

    青少年との性行為(SEX)は不法行為として、民事上の損害賠償責任(民法709条)も負うこととなります。

    CASE.2こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで16歳の女子高生と知り合いました。
    ② 女子高生の同意を得て、3万円支払って性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

    刑法(その他特別法)上の問題

    児童買春・児童ポルノ禁止法違反になります。

    16歳の女性が真意からの同意で性行為(SEX)に応じた場合、刑法上は罪になりません。
    ただし、16歳は「児童」に該当しますので、対価を支払って性行為(SEX)をした場合、児童買春になります。児童買春をした者は、5年以下の懲役、若しくは300万円以下の罰金となります(児童買春・児童ポルノ禁止法第4条)。

    民法上の問題

    児童との性行為(SEX)は不法行為として、民事上の損害賠償責任(民法709条)も負うこととなります。

    CASE.2こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで16歳の女子高生と知り合いました。
    ③ 女子高生の親から、うちの子に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。女子高生は親の手前、喫茶店に行くだけだと言っていたから会ったのに、無理やりホテルに連れ込まれてレイプされたと言っている場合、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    刑法(その他特別法)上の問題

    状況によって異なります。

    性行為(SEX)の相手方本人は同意の上であったはずなのに、後から親と共謀して金を要求しているように見受けられ、一見美人局事例のようです。

    しかし、16歳の女性の同意を得て対価を支払って性行為(SEX)をした場合、強姦罪(刑法177条)は成立しないものの、児童買春・児童ポルノ禁止法違反となります。
    また、金銭の授受がない場合であっても、児童と性行為(SEX)を行えば、青少年保護育成条例違反となります。
    仮に親と子供が共犯であったとしても、16歳の児童と性行為(SEX)をした事実については犯罪が成立します。

    民法上の問題

    児童買春罪・青少年保護育成条例違反が成立する以上、民事上の不法行為として損害賠償責任を負います(民法709条)。
    被害者が未成年の場合には、法定代理人である親が子を代理して慰謝料請求することになりますので、親からの請求に対して、支払う必要があります。
    ただし、事実をまげて美人局的な要求をしているため不当に高額を請求されている場合があり得ます。
    また、被害者の親と加害者が直接話すことは被害者の親が冷静さを失い話し合いがこじれることも多々あります。
    慰謝料についての交渉は弁護士に依頼する方がよいでしょう。

    娘がキズものになったと主張し、親自身が精神的苦痛を被ったとして、親固有の慰謝料請求をすることは可能でしょうか?

    民法711条は、被害者が死亡した場合、被害者の父母、配偶者及び子について、固有の慰謝料を認めています。
    また、傷害事案についても、被害者が死亡した場合に比肩すべき、あるいは死亡した場合に比して著しく劣らない程度の精神的苦痛を被った場合には、709条、710条により、固有の慰謝料を請求することが出来るとされています(最判昭和33.8.5、最判昭和39.1.24、最判昭和42.1.31)。
    性行為(SEX)によって重篤な傷害を負った場合であるならまだしも、性行為(SEX)をされたというだけでは、たとえ強姦被害であったとしても親固有の慰謝料請求は困難でしょう。

    CASE.2こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで16歳の女子高生と知り合いました。
    ④ 女子高生が、家出中で好き勝手やっており、親なんて関係ないから気にしないでと言っている場合でも、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    刑法(その他特別法)上の問題

    児童買春・児童ポルノ禁止法違反もしくは青少年保護育成条例違反の可能性あり

    16歳の女性が真意からの同意で性行為(SEX)に応じた場合、刑法上は罪になりません。ただし、16歳は「児童」に該当しますので、対価を支払って性行為(SEX)をした場合、児童買春・児童ポルノ禁止法違反になります。
    金銭の授受がない場合であっても、児童(「青少年」)と性行為(SEX)を行えば、青少年保護育成条例違反となります。

    民法上の問題

    被害者本人が被害を受けたという意識がなく慰謝料を受取る意思がない場合であっても、被害者が未成年である場合には法定代理人である親が子供を代理して不法行為に基づく損害賠償請求をすることが可能です(民法709条)。
    親から請求された場合には、支払わなければなりません。

    子供が性犯罪被害を受けた親からの慰謝料請求や示談金請求は、高額になることが通常です。たとえ自分の子供に非があるとしても、一方的に被害者であると主張する親も多いでしょう。
    また、被害者の親と加害者が直接話すことは、被害者の親が冷静さを失い話し合いがこじれることも多々あります。
    慰謝料についての交渉は弁護士に依頼する方がよいでしょう。

    CASE.3こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで12歳の女子児童と知り合いました。
    ① 女子児童の同意を得て、金銭の授受なしに性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

    強姦罪が成立します。

    たとえ12歳の女子が性行為(SEX)に対して真意から同意していた場合でも、13歳未満の女子との性行為(SEX)には強姦罪(刑法177条後段)が成立します。同意の有無や金銭授受の有無は影響しません。
    青少年保護育成条例違反についても該当はしますが、刑法犯が適用されるのが通常です。

    民法上の問題

    強姦罪に該当する行為は当然、民法上の不法行為(民法709条)にも当たりますので損害賠償責任も負うこととなります。

    CASE.3こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで12歳の女子児童と知り合いました。
    ② 女子児童の同意を得て、3万円支払って性行為(SEX)をしました。違法でしょうか?

    強姦罪が成立します。

    たとえ12歳の女子が性行為(SEX)に対して真意から同意していた場合でも、13歳未満の女子との性行為(SEX)には強姦罪(刑法177条後段)が成立します。同意の有無や金銭授受の有無は影響しません。
    児童買春・児童ポルノ禁止法違反についても該当はしますが、刑法犯が適用されるのが通常です。

    民法上の問題

    強姦罪に該当する行為は当然、民法上の不法行為(民法709条)にも当たりますので損害賠償責任も負うこととなります。

    CASE.3こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで12歳の女子児童と知り合いました。
    ③ 女子児童の親から、うちの子に手を出しやがってと脅され、金銭の要求をされました。女子児童は親の手前、喫茶店に行くだけだと言っていたから会ったのに、無理やりホテルに連れ込まれてレイプされたと言っている場合、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    強姦罪が成立します。

    性行為(SEX)の相手方本人は同意の上であったはずなのに、後から親と共謀して金を要求しているように見受けられ、一見美人局事例のようです。
    しかし、13歳未満の女子と性行為(SEX)をした場合、本人の真意からの同意があったとしても強姦罪(刑法177条)が成立します。
    仮に親と子供が共犯であったとしても、強姦罪が成立することには変わりありません。

    民法上の問題

    女子に強姦被害を負わせたことになるので、民事上の不法行為として損害賠償責任を負います(民法709条)。
    被害者が未成年の場合には、法定代理人である親が子を代理して慰謝料請求することになりますので、親からの請求に対して、支払う必要があります。
    子供が性犯罪被害を受けた親からの慰謝料請求や示談金請求は、高額になることが通常です。特に被害児童が幼年者であればあるほど親の怒りは苛烈になる傾向があります。
    たとえ自分の子供に非があるとしても、一方的に被害者であると主張する親も多いでしょう。
    被害者の親としては、12歳の女子が性行為(SEX)の意味を理解しているはずはない、それなのに、同意を得ていたという弁解は不合理極まりなく、自分の子供についてもひどく侮辱された気持ちになるようです。

    女子が事実をまげて美人局的な要求をしていることについて、親も了解済みであった場合は美人局の疑いが濃厚です。このような事案では、不当に高額請求されている場合があり得ます。

    また、被害者の親と加害者が直接話すことは被害者の親が冷静さを失い話し合いがこじれることも多々あります。
    そもそも、加害者本人が被害者の親と直接交渉を持つことはほとんど不可能に近く、弁護士が行う場合でも交渉は困難な場合が多いです。
    慰謝料についての交渉は弁護士に依頼する方がよいでしょう。

    娘がキズものになったと主張し、親自身が精神的苦痛を被ったとして、親固有の慰謝料請求をすることは可能でしょうか?

    民法711条は、被害者が死亡した場合、被害者の父母、配偶者及び子について、固有の慰謝料を認めています。
    また、傷害事案についても、被害者が死亡した場合に比肩すべき、あるいは死亡した場合に比して著しく劣らない程度の精神的苦痛を被った場合には、709条、710条により、固有の慰謝料を請求することが出来るとされています(最判昭和33.8.5、最判昭和39.1.24、最判昭和42.1.31)。
    性行為(SEX)によって重篤な傷害を負った場合であるならまだしも、性行為(SEX)をされたというだけでは、たとえ強姦被害であったとしても親固有の慰謝料請求は困難でしょう。

    CASE.3こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    出会い系サイトで12歳の女子児童と知り合いました。
    ④ 女子児童は、親は過保護なだけだから気にしないでと言っている場合でも、慰謝料を支払わなければならないのでしょうか?

    強姦罪が成立します。

    たとえ12歳の女子が性行為(SEX)に対して真意から同意していた場合でも、13歳未満の女子との性行為(SEX)には強姦罪(刑法177条後段)が成立します。同意の有無や金銭授受の有無は影響しません。

    民法上の問題

    女子に強姦被害を負わせたことになるので、民事上の不法行為として損害賠償責任を負います(民法709条)。
    被害者本人が被害を受けたという意識がなく慰謝料を受取る意思がない場合であっても、被害者が未成年である場合には法定代理人である親が不法行為に基づく損害賠償請求をすることが可能です(民法709条)。
    親から請求された場合に、支払わなければなりません。

    子供が性犯罪被害を受けた親からの慰謝料請求や示談金請求は、高額になることが通常です。特に被害児童が幼年者であればあるほど親の怒りは苛烈になる傾向があります。
    たとえ自分の子供に非があるとしても、一方的に被害者であると主張する親も多いでしょう。
    被害者の親としては、12歳の女子が性行為(SEX)の意味を理解しているはずはない、それなのに、同意を得ていたという弁解は不合理極まりなく、自分の子供についてもひどく侮辱された気持ちになるようです。

    また、被害者の親と加害者が直接話すことは、被害者の親が冷静さを失い話し合いがこじれることも多々あります。
    そもそも、加害者本人が被害者の親と直接交渉を持つことはほとんど不可能に近く、弁護士が行う場合でも交渉は困難な場合が多いです。
    慰謝料についての交渉は弁護士に依頼する方がよいでしょう。

    CASE.4こういう時 どうなる? こういう時どうなる?

    17歳の少女が、高校の同級生の17歳の女子にパシリをさせていて、出会い系サイトで探した男性らを相手に売春させ、得た金を巻き上げていました。女子高生を買った男だけが買春罪になるのであって、少女は罪になりませんよね?

    児童福祉法違反になります。

    児童福祉法違反第34条第1項第6号は「児童に淫行させる罪」について同法第60条第1項で10年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又はこれを併科するという極めて重い処罰を規定しています。

    「児童」とは、満18歳に満たない者をいいます。
    児童福祉法は、行為者として児童を除外しているわけではないので、児童であっても、「児童に淫行させる」行為を行えば児童福祉法違反の罪が成立します。

    児童福祉法の「淫行」には、男女間の性交(SEX)に限られず、性交類似行為も含まれます。
    裁判例としては、
       ○男女間の性交(SEX)の姿態を模して行う手淫、素股その他の性交類似行為
       ○同性愛的異常性欲満足の対象として手淫その他の異常性行為
       ○男色行為
    が、いずれも認められています。

    実際にあった事件&ニュース

    【20歳アルバイト女性と17歳無職女子を児童福祉法違反で逮捕】

    20歳のアルバイト女性と17歳の無職女子が、知人の17歳女子(高校2年生)に、出会い系サイトで探した男性らを相手に1回1万5000円から2万円で買春させたとして、児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)容疑で逮捕されました。
    女子生徒と無職女子は中学時代の先輩と後輩で、女子生徒が無職少女に借金があり、この返済を理由に女子生徒に買春させ、アルバイト女とともに代金を全額取り上げていたようです。

    民法上の問題

    売春は違法行為です。売春させてその金を巻き上げる行為は民事上の不法行為として損害賠償責任を負います(民法709条)。

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