性犯罪は「疑われたらサヨウナラ」実録刑事事件弁護士

[ 問 題 ]Q2 痴漢に間違われて逮捕された。会社にバレないことを最優先に考えるにはどうすればよいか。
正解!答え:『 A.とりあえず痴漢したと認める。 』
理由:否認すれば勾留される可能性が高まります。
不正解答え:『 A.とりあえず痴漢したと認める。 』
理由:否認すれば勾留される可能性が高まります。

痴漢に間違われて逮捕された。会社にバレないことを最優先に考えるにはどうすればよいか。

「20日は覚悟してね」

「僕じゃないんです、勘違いです。」
警察は、J男の言い分など聞く耳をもちません。
「認めないなら、とりあえず2泊はしてもらうことになるねぇ。その後、10日かな、いや20日いくかな。ま、覚悟してね。」
とにかく会社に行かなくては。
いや、まず連絡をしなければ。
でも、なんて言えばいいんだ。それより、20日って…。
J男は目の前が真っ暗になりました。

留置場から出るには、認めるしかない

痴漢えん罪の刑事事件で逮捕されてしまった場合は、いろいろな問題が起きます。
なかでもサラリーマンにとって深刻なのは「会社にどう対応するか」という問題です。逮捕の後に勾留されずに済んだとしても、2、3日は身体拘束されることになります。平日に逮捕された場合は、逮捕翌日から、時間帯によっては逮捕当日から、会社を休まなければなりません。逮捕されている間は、電話がかけられないうえ、家族と会うこともできません。家族が刑事事件弁護士に相談し会社対応に関するアドバイスを受けるなどして策を講じなければ、会社を無断欠勤したことになってしまいます。刑事事件弁護士に相談するよう家族に伝えたくても、逮捕された段階では被疑者は自由に家族と連絡が取れるわけではなく、刑事事件弁護士を通じて話すことしかできませんから、そもそも刑事事件弁護士に相談してほしいと家族に伝える機会すらないのです。
無事に刑事事件弁護士を通じて家族と話すことができたとしても、家族から会社にはどう話すか悩むことでしょう。体調不良を理由に会社を欠勤するにしても、大の大人ですから、自分で電話できないことについてどう説明するかが問題となります。重篤な症状を理由に家族が代理で会社に連絡をしても、翌日はどう切り抜けるか。後で診断書の提出を求められることもあります。
言い訳に困った家族が「本人は海外で発病したので直接連絡できない」と会社に連絡したケースがありました。たまたま長期休暇明けで、海外旅行に行っていてもおかしくないタイミングでした。海外であれば本人が連絡できなくても不自然ではないともいえます。事件の見通し次第で欠勤が長引いても、引き延ばせます。ただこれは例外的なケースであり、普通は刑事事件で勾留されれば会社にバレてしまいます。
刑事事件で否認を貫くと、20日間勾留される可能性が大きく、その間に会社をクビになることもあります。しかし、刑事事件の裁判で無罪判決を勝ち取ったり、刑事事件弁護士が検察官と交渉することにより嫌疑不十分での不起訴処分を勝ち取ったりして、身の潔白を証明し、名誉を回復できる可能性もあります。過去には、えん罪で逮捕されていることを刑事事件弁護士を通して会社にあえて報告し、会社も被疑者を粘り強く応援した結果、不起訴処分になった刑事事件もありました。
一方、刑事事件で自白した場合は、身柄が解放される可能性が高まります。また、刑事事件弁護士が示談を成立させるなどの被害者対応をすることで不起訴処分(起訴猶予)に持ち込むことも可能ですが、自力での名誉回復はあきらめざるを得ないでしょう。さらに、認めても、勾留されないという保証はありません。
これは非常に難しい選択です。
痴漢をしたこと自体は認めないという主張を維持しつつ、刑事事件弁護士が示談を狙うこともあり得ます。例えば、「痴漢はしていないが、誤解を与えかねない行動があった」として刑事事件弁護士を通じて示談を申し込む方法です。しかしうまくいく可能性が低いのが現実です。刑事事件弁護士を介して示談をする場合は、被害者との連絡取次ぎを検察官に要請することになりますが、痴漢の刑事事件自体を否認している被疑者には協力してくれないでしょう。検察官は自白調書を作成したがっているからです。仮に検察官が協力してくれたとしても、被害者は刑事事件弁護士に対し「反省がみられず納得できないので示談はできない」と回答することでしょう。
結局は何を優先すべきかがポイントとなります。痴漢の刑事事件では、被疑者の価値観や何を大切にしたいかという考えが如実に現れるのです。

刑事事件弁護士の一言

20日間会社を留守にする「言い訳」を思いつくかどうか。

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