していいSEX、イケナいSEX実録刑事事件弁護士

[ 問 題 ]Q15 自分が性病なのにセックスして、相手にうつしたら罪になるか。
不正解答え:『 C.AとBの両方正しい。 』
理由:法的には傷害罪になり、損害賠償責任も負うことになります。しかし、実際は故意かどうか、うつされたことを立証できるかどうかが問題になります。
不正解答え:『 C.AとBの両方正しい。 』
理由:法的には傷害罪になり、損害賠償責任も負うことになります。しかし、実際は故意かどうか、うつされたことを立証できるかどうかが問題になります。
正解!答え:『 C.AとBの両方正しい。 』
理由:法的には傷害罪になり、損害賠償責任も負うことになります。しかし、実際は故意かどうか、うつされたことを立証できるかどうかが問題になります。
不正解答え:『 C.AとBの両方正しい。 』
理由:法的には傷害罪になり、損害賠償責任も負うことになります。しかし、実際は故意かどうか、うつされたことを立証できるかどうかが問題になります。

自分が性病なのにセックスして、相手にうつしたら罪になるか。

「病気もらっちゃったかもね。」

T男は建築現場で働く56歳。ドロにまみれ日銭を稼いでいます。結婚はしていません。1日のご褒美はコンビニで買うするめとワンカップで、休日はパチンコにしか出かけません。現場監督にたまに連れて行ってもらうキャバクラや風俗店を、心から楽しみにしています。
T男は最近体の不調を感じています。症状を訴えた内科医が、胸に当てていた聴診器を外して尋ねました。
「最近、風俗店とか行った?」
デリカシーのない医師だ。
しかし、心当たりはありました。1カ月ほど前に、監督に連れて行ってもらった店の風俗嬢A子を気に入り、何度か足を運びました。
「あぁ、もしかしたら病気もらっちゃったかもね。ここ総合病院だから、泌尿器科に行って検査受けてみて。」
検査結果は陽性。クラミジアとカンジダ、性器ヘルペスとのことでした。どれも深刻な症状ではないが、病院にきちんと通って薬を飲むこと、他人にうつるので性行為は控えること、という注意を受けました。
薬は飲んでいるものの、性器が痒くてムズムズする。あの風俗店に行く気はさすがにないが、この不快感を性行為で吹き飛ばしたい。それになんだか不公平じゃないか。金を払って病気になるなんて。ああ、何だかムシャクシャする!
その夜、T男は出会い系で2万の女を買いました。
お世辞にも綺麗とは言えない女が、待ち合わせ場所でTと会った瞬間、眉をしかめて小さくため息をつきました。ホテルに着いたとたん、高飛車に金を要求する女に、ますます腹が立ちました。女の目の前でコンドームをしたが、挿入の瞬間片手で外しました。妊娠はまずいので外で出したが、生で性行為をしてやった。
「あの高慢ちきに病気をうつしてやった、いい気味だ!」――そう自分に言い聞かせながらも、小さな罪悪感を振り払うことができないT男でした。

海外では殺人未遂が認められた例も

性病を故意にうつすことは、刑法上、傷害罪になり、刑事事件となり得ます。
病気をうつすだけで「傷害」とされることに違和感を覚える人もいるかもしれません。刑法上の「傷害」は一般用語と異なり、切り傷を作ったようなイメージにとどまらないのです。生理的機能を害し、健康を損なわせた場合を広く含みます。判例は、性病にかかっている者が性行為で性病を感染させる行為に、傷害罪の成立を認めています。また、故意に性病をうつせば、民事上の不法行為責任も発生し、損害賠償責任も負うことになります。ただし、性病がうつるリスクについて女性の同意があった場合は、罪に問われることはありません。通常は同意がないことが多いでしょうが、傷害罪が成立し、刑事事件としても民事事件としても責任を問われる場合、刑事事件弁護士を介して被害者、つまり性病をうつされた者と示談交渉を行うことになります。刑事事件弁護士による示談交渉の中で、刑事事件として責任を問わないことや民事訴訟を提起しないことも示談条項に盛り込んで解決を図ります。
日本では傷害罪のレベルではあるが、海外では死に至りうる性病を故意に感染させた刑事事件について、殺人未遂を認めた例もあるようです。

風俗店を訴えることはできるか

ではT男は、自分に性病をうつした風俗嬢A子やA子が勤める風俗店に対して、損害賠償請求はできないでしょうか。
建前として、ソープランドは特殊浴場であるから、性行為をする場ではないことになっています。デリヘルは本番禁止。システムとして買売春を管理していないので、店に対する損害賠償の請求は難しいといえるでしょう。
では、A子に対してならどうでしょうか。理論的には損害賠償請求することは可能です。しかし、A子の故意過失を証明することが難しいうえ、そもそも性病が本番行為でうつされたことを立証するのが難しいでしょう。現実には、請求することはほぼ無理といえます。
なお、風俗嬢は性病検査が義務付けられているから大丈夫、というのは誤解です。性病は100%予防出来るものではありません。定期的に性病検査をしているというふれこみの店もあるようですが、検査直後に、客から性病をうつされることもありますし、潜伏期間もあります。そもそも定期検査など本当に実施しているのかも怪しいでしょう。

強姦で性病をうつしたら

参考までに、強姦の刑事事件で被害者が性病をうつされた場合は、強姦致傷の刑事事件になります。強姦「致傷」の「致傷」には、性病をうつされた場合を含むのです。ただ性病をうつされたと被害者が主張する刑事事件全てで、強姦致傷事件になっているわけではありません。性病をうつしたのが被疑者なのかどうかを証明することは難しいからです。
ちなみに処女膜裂傷による強姦致傷の証明は簡単です。処女膜が診断の時点で破れたばかりであることを、医師が意見書に書けるからです。被害者は損害賠償請求もできます。実際の裁判でも、強姦の刑事事件の被害者が性病をうつされたとして、性病検査の結果を証拠として提出してくるケースが多くあります。しか し、特定の性行為によって、性病がうつったことを証明することは難しいといえるでしょう。

刑事事件弁護士の一言

自分が性病であると気づいていて、かつ相手はそれを知らなかったかどうか。

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