明るい家族計画、アブナイ家族計画実録刑事事件弁護士

[ 問 題 ]Q51 同棲を解消して、彼氏が留守の間に引越しすることを決めた。折半して買った家具や電気製品はどうするか。
不正解答え:『 C.すべて置いていかなくてはいけない。 』
理由:彼氏と共有しているものを持ち出せば窃盗罪が成立し刑事事件になります。持ち出すには話し合いが必要です。
不正解答え:『 C.すべて置いていかなくてはいけない。 』
理由:彼氏と共有しているものを持ち出せば窃盗罪が成立し刑事事件になります。持ち出すには話し合いが必要です。
正解!答え:『 C.すべて置いていかなくてはいけない。 』
理由:彼氏と共有しているものを持ち出せば窃盗罪が成立し刑事事件になります。持ち出すには話し合いが必要です。

同棲を解消して、彼氏が留守の間に引越しすることを決めた。折半して買った家具や電気製品はどうするか。

「勝手に荷物を持ち出すなんて泥棒だ」

S子は、彼氏と2年間の同棲の末に、別れることになりました。
結婚を前提に同棲し始めたはずなのに、すれ違いの生活に。彼氏に浮気をされて終わり。あっけないものです。
新しい部屋は決めました。彼氏が出張中の1週間に、荷物を持ち出すことに決めました。
「ドレッサーは自分で購入したものだから持っていこう。ベッドはもともと彼氏の家にあったもの。大きくて持ち出せないし置いていこう。炊飯器と冷蔵庫は折半して買ったものだけど、古いからいらない。置いていこう。」
「テレビとパソコンも彼氏と折半して買ったもの。彼氏はテレビゲームをよくやっていたからテレビは欲しいだろうな。私がインターネットショッピングにはまっていたのは彼氏もよく知っているから、私がパソコン、彼氏がテレビでいいかな。よし、パソコンを持っていこう。」
S子は、あれこれ選別して段ボールに詰め、引っ越し業者に依頼して荷物を持ち出しました。
1週間後、出張から帰宅した彼氏。そこにS子はもういません。彼氏からS子に電話がかかってきました。もしかしてよりを戻したいとか言われちゃうのかな。俺が悪かった、結婚してとか言われたらどうしよう。S子はちょっとドキドキしながら電話をとりました。
「お前どういうつもりだよ。俺の部屋から勝手に荷物を持ち出すなんて泥棒だ。今すぐ返せ。」
期待に反する彼氏の言葉に、S子は茫然としてしまいました。

相手がOKしなければ裁判するしかない

同棲している者同士でも、各自で買った物については各自の所有となります。共同で購入した物については、共有となります。すなわち、互いに半分ずつお金を出し合って購入したテレビとパソコンは共有となるのです。
では、同棲を解消する場合の分け方は、どうすればよいのでしょうか。テレビとパソコンは値段も同じくらいですし、ひとつずつ自分のものにすればよいのでしょうか。
もちろん、互いに合意があればそれで問題はありません。しかし同価値とはいえ、勝手に所有権を振り分けることはできません。テレビとパソコンの両方については、S子と彼氏の双方に半分ずつの持分権があるにすぎないのです。
しかし、実は「誰がお金を出したか」よりも重要なこととして、「どこにあったか」という問題があります。占有とは物を支配している状態のこと。2人で暮らしていた部屋にあったものなので、「共同占有」の状態です。勝手に持ち出してしまうことは、相手の占有を侵害することになるので窃盗罪が成立し刑事事件となる恐れがあります。少しわかりにくいので、刑事事件弁護士が詳しく解説します。所有権を侵害するのが「窃盗」だと思われがちですが、法律上はそうではありません。窃盗は「占有」を侵害する罪とされていて、所有権がどちらにあるかは窃盗罪の成立に直接には関係がないのです。
たとえば、自転車を放置していて自治体に撤去された場合。預かり所から勝手に自転車を持ち出せば、自分の所有物とはいえ、自治体の占有を侵害したことになって窃盗罪が成立し刑事事件となります。係員ともめた末に、強引に暴力を振るって持ち出せば、自分の物を取り戻したとしても強盗罪の刑事事件になってしまいます。さらに係員がけがをすると強盗致傷となり、さらに大きな刑事事件になる可能性もあります。
では、同棲解消の場合はどのようにするべきなのでしょうか。まずは話し合いで解決することを考えるべきです。相手と分け方に合意すれば、それに従えばよいですし、相手がすべての物を放棄するというなら、すべて持って行くことができます。
相手が話し合いに全く応じる様子がなければ、理論的には裁判を起こすほかありません。しかし、同棲生活において共同して購入した物は、金銭的にたかが知れているのが普通でしょう。裁判費用ばかりが無駄にかかってしまうということもあります。裁判とまではいかなくとも、元同棲相手ともめて膠着状態となったり、勝手に持ち出したとして刑事事件になったりしないためにも、刑事事件弁護士を間に入れて交渉するのが賢明でしょう。

刑事事件弁護士の一言

誰がお金を出したかよりも、部屋にあったかどうか。

このページのトップへ
ご家族のための無料相談24時間受付

-逮捕されない・前科をつけない・人に知られない-性犯罪の疑いをかけられたサラリーマンを守る

逮捕されたご家族のために
無料相談24時間受付中0120-777-132
Copyright ©2011 刑事事件弁護の東京永田町法律事務所 All Rights Reserved.